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kintone料金を徹底解説|プラン比較・実際にかかる費用・コスト削減術

kintone導入相談
kintone料金を徹底解説|プラン比較・実際にかかる費用・コスト削減術

この記事でわかること

  • kintone(キントーン)の導入を検討するとき、まず気になるのが「結局いくらかかるのか?」という料金の問題です。
  • kintoneの料金は「1ユーザー月額1,000円〜」と一見シンプルですが、実際にはコース選び、オプション、プラグインなどによって費用は大きく変わります。
  • 本記事では、kintone導入支援パートナーとして多くの企業の導入をサポートしてきた立場から、kintoneの料金体系の基本から、実運用でかかる費用、コストを抑える方法まで徹底解説します。

kintoneの料金プラン|3つのコースの費用と違い

kintoneにはライトコーススタンダードコースワイドコースの3つの料金プランがあります。それぞれの月額料金と特徴を見ていきましょう。

ライトコース(月額1,000円/ユーザー)

ライトコースは、kintoneの基本機能を利用できる最もリーズナブルなプランです。

  • 月額: 1,000円/ユーザー(税抜)
  • 年額: 12,000円/ユーザー(税抜)
  • 最低契約: 10ユーザーから

アプリの作成やデータの登録・検索、コミュニケーション機能(スペース・スレッド)など、kintoneの基本機能は一通り使えます。ただし、APIやプラグインは利用できないため、外部サービスとの連携や機能拡張には対応できません。

「まずはkintoneで簡単なデータ管理をしてみたい」という企業に向いています。

スタンダードコース(月額1,800円/ユーザー)

スタンダードコースは、最も多くの企業に選ばれているプランです。

  • 月額: 1,800円/ユーザー(税抜)
  • 年額: 21,600円/ユーザー(税抜)
  • 最低契約: 10ユーザーから

ライトコースの全機能に加え、API連携、プラグイン、外部サービス連携が利用可能になります。

kintoneの本領を発揮するにはスタンダードコース以上が必要と言っても過言ではありません。

ワイドコース(月額3,000円/ユーザー)

2024年7月に新設されたワイドコースは、大規模導入向けのプランです。

  • 月額: 3,000円/ユーザー(税抜)
  • 年額: 36,000円/ユーザー(税抜)
  • 最低契約: 1,000ユーザーから

スタンダードコースの全機能に加え、アプリ数3,000個、APIリクエスト10万回/日など、大規模な利用に対応した上位プランです。1,000ユーザー以上の契約が必要なため、全社導入を前提とした大企業向けのコースです。

3コースの機能比較表

機能ライトスタンダードワイド
月額料金1,000円1,800円3,000円
最低契約人数10人10人1,000人
アプリ数上限200個1,000個3,000個
スペース数上限100個500個1,000個
ディスク容量5GB×人数5GB×人数5GB×人数
API×○(1万回/日)○(10万回/日)
プラグイン×
外部サービス連携×
ゲストユーザー

最も大きな違いはAPIとプラグインの利用可否です。ライトコースではどちらも使えないため、機能拡張を行いたい場合はスタンダードコース以上を選ぶ必要があります。

なお、2024年11月の料金改定により、ライトコースは780円→1,000円、スタンダードコースは1,500円→1,800円に改定されています。最低契約ユーザー数も5人から10人に引き上げられました。

kintoneのオプション費用|基本料金以外にかかるお金

kintoneの基本料金以外にも、利用状況に応じてオプション費用がかかるケースがあります。

ゲストユーザー料金

ゲストユーザーとは、社外の取引先や協力会社のメンバーをkintoneに招待できる機能です。

コースゲストユーザー月額(税抜)
ライトコース700円/ユーザー
スタンダード・ワイドコース1,440円/ユーザー

ゲストユーザーはアクセスできるスペースやアプリが制限されるため、正規ユーザーよりも安価に設定されています。ただし、利用できるプラグインに制限があったり、アクセス権の設定に制約があることには注意が必要です。

セキュアアクセスオプション

セキュアアクセスは、端末認証によるアクセス制限を行うセキュリティオプションです。

  • 月額250円/ユーザー(税抜)

IPアドレス制限と併用することで、特定の端末からのみkintoneにアクセスできるようになります。セキュリティ要件が厳しい企業では導入を検討するとよいでしょう。

ディスク増設オプション

kintoneの標準ディスク容量は5GB × ユーザー数です。たとえば30ユーザーなら150GBが標準で利用できます。

容量が足りなくなった場合は、月額1,000円/10GB(税抜)で増設可能です。

写真や図面などファイルの添付が多い業種では、ディスク容量を気にしておきましょう。

人気プラグインの料金相場

kintoneの機能を拡張するプラグインやサービスは、スタンダードコース以上で利用できます。人気のあるプラグイン・サービスの料金を紹介します。

プラグイン/サービス提供元月額(税抜)特徴
krewSheetメシウス23,000円Excel感覚の一覧編集と集計表
kViewerトヨクモ7,000円〜50,000円外部向けデータ公開
FormBridgeトヨクモ7,000円〜50,000円外部フォームからkintoneへ登録
レポトンソウルウェア6,000円〜帳票・PDFの出力
Crena PluginCrena3,000円〜20,000円カスタマイズ機能パッケージ
gusuku Customineアールスリー18,000円〜ノーコードでカスタマイズ

※ 料金はプラン・利用規模によって異なります。いずれも1ドメインあたりの定額制で、ユーザー数による追加課金はありません。

プラグインの費用はkintone本体のライセンス料とは別に発生します。

「kintoneは月額1,800円」と思っていても、プラグインを加えると実質的な負担はそれ以上になることを理解しておきましょう。

kintoneのコース選びで迷ったら|3コースの選び方ガイド

3つのコースのうち、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。結論からいうと、ほとんどの企業にはスタンダードコースがおすすめです。その理由を、用途別に解説します。

ライトコースで十分なケース

ライトコースが向いているのは、以下のような使い方に限定する場合です。

  • 社内の情報共有(日報、議事録、社内掲示板など)
  • シンプルなデータ管理(顧客リスト、案件一覧など)
  • タスク管理(ToDoリスト、進捗管理など)

kintoneの標準機能だけで完結する、比較的シンプルな用途であればライトコースで十分です。

ただし注意点があります。ライトコースではプラグインもAPIも使えません。そのため、以下のような要件が将来的に出てきた場合、スタンダードコースへの変更が必要になります。

スタンダードコースが必要なケース

スタンダードコースは、kintoneを「しっかり活用したい」企業に必須のプランです。具体的には、以下のようなことをやりたい場合はスタンダード一択です。

帳票出力をしたい場合

kintoneの標準機能にはデザイン帳票の出力機能がありません。(レコードの印刷機能のみ)

見積書・請求書・納品書などをkintoneから直接出力するには、レポトンなどの帳票プラグインが必要です。プラグインを使うにはスタンダードコース以上が前提になります。

外部サービスと連携したい場合

kintoneを他のツール(メール、チャット、会計ソフト、Googleスプレッドシートなど)と連携するにはAPIが必要です。ライトコースではAPIが使えないため、連携はできません。

リッチな集計・グラフを使いたい場合

kintone標準のグラフ機能はシンプルなものに限られます。クロス集計やダッシュボードなど、より高度な分析を行いたい場合は、krewDashboard, krewSheetなどのプラグインが必要です。

条件による項目の出し分けをしたい場合

「ステータスが『承認済み』のときだけ特定の入力欄を表示する」といった条件分岐による項目の表示切替は、kintoneの標準機能ではできません。Crenaプラグインなどのツールが必要です。

JavaScript/CSSでカスタマイズしたい場合

kintoneの画面を独自にカスタマイズする場合、JavaScriptやCSSファイルをアップロードする機能はスタンダードコース以上でのみ利用可能です。

💡実務では「最初はライトで始めたけれど、結局スタンダードに上げた」というケースが非常に多いのが実情です。あらかじめ拡張の可能性があるなら、最初からスタンダードコースを選んでおくほうが手間がかかりません。

ワイドコースが必要なケース

ワイドコースは、1,000ユーザー以上の大規模利用を前提としたコースです。

  • 全社的にkintoneを導入する大企業
  • グループ会社をまたいでkintoneを共有する場合
  • アプリ数が1,000個を超える大規模運用

最低契約が1,000ユーザーからとなるため、中小企業では基本的に選択肢に入りません。月額の最低料金は3,000円×1,000人=300万円/月からです。

迷ったらスタンダードコースがおすすめな理由

コース選びで迷ったら、スタンダードコースを選んでおけば間違いありません。理由は以下のとおりです。

  1. プラグインとAPIが使えるため、業務に合わせた拡張ができる
  2. ライトコースとの差額は月800円/ユーザー。10人の場合、月8,000円の差で拡張性が大きく変わる
  3. コース変更の手間が省ける。ライトからスタンダードへの切り替えは可能だが、設定の再確認や社内周知などのコストが発生する

kintoneの30日間無料トライアルはスタンダードコースの機能が使えるため、まずはトライアルで試してみるのがおすすめです。

kintoneの費用シミュレーション|規模別に実際の金額を計算

ここでは、実際の利用パターンを想定してkintoneの費用をシミュレーションします。kintone本体だけでなく、プラグインやオプションを含めた「実際に支払う金額」を計算してみましょう。

10人のチーム(スタンダードコースのみ)の場合

プラグインは使わず、kintone標準機能だけで活用するシンプルなケースです。

kintoneスタンダード(10ユーザー)10,000円/月
月額合計10,000円
年額合計120,000円

1ユーザーあたり月額1,000円。10人のチームで年間12万円と、比較的コンパクトに収まります。

30人の企業(スタンダード+プラグイン活用)の場合

30名規模の企業で、営業管理として活用する場合、帳票出力やフォーム連携を行うケースがあります。

kintoneスタンダード(30ユーザー)54,000円/月
レポトン22,000円/月
FormBridge(Webフォーム連携・ライト)7,000円/月
月額合計83,000円
年額合計996,000円

kintone本体の月額54,000円に加え、プラグイン2つで月29,000円が加算されます。1ユーザーあたりに換算すると月額約2,766円です。プラグイン料金はユーザー数に関係なく定額なので、ユーザー数が多いほど1人あたりのコストは下がります。

100人規模の企業(スタンダード+複数プラグイン)の場合

100名規模で、帳票・外部フォーム・一覧編集・ノーコードカスタマイズを活用する本格的な運用ケースです。

kintoneスタンダード(100ユーザー)180,000円/月
krewSheet(一覧編集, 集計)23,000円/月
レポトン(帳票出力)22,000円/月
FormBridge(プレミアム)(フォーム)連携18,000円/月
Crena Plugin スタンダード(機能拡張)10,000円/月
月額合計約253,000円
年額合計約3,036,000円

プラグインを4つ導入しても、1ユーザーあたり月額約2,530円に収まります。 100人規模だとプラグイン費用の負担感はかなり薄まります。

シミュレーションのまとめ比較表

規模kintone本体プラグイン等月額合計1人あたり月額
10人(ライトコース)10,000円0円10,000円1,000円
30人(プラグイン2つ)54,000円29,000円83,000円2,766円
100人(プラグイン4つ)180,000円73,000円253,000円2,530円

注目したいのは、プラグインはユーザー数に関係なく定額という点です。そのため、ユーザー数が増えるほど1人あたりの負担は小さくなります。「kintoneは人数が多いと高い」というイメージがありますが、プラグインを含めたトータルで見ると、むしろ人数が多いほうがコスパが良くなるケースもあるのです。

kintoneの初期費用と導入コスト

kintone自体の初期費用は無料

kintoneには初期費用がかかりません。月額利用料を支払えばすぐに利用を開始できます。

また、30日間の無料トライアルが用意されているため、スタンダードコースの全機能をユーザー数の制限なく試すことができます。本契約前にしっかり評価できるのは大きなメリットです。

導入支援・初期構築を依頼する場合の費用相場

kintone自体の初期費用は無料ですが、業務に合わせたアプリの設計・構築を外部パートナーに依頼する場合は別途費用が発生します。

導入支援の費用相場は、依頼内容や規模によって大きく異なりますが、おおむね以下のような目安です。

支援内容費用の目安
要件整理・コンサルティングのみ10万円〜
アプリ設計・構築(5〜10アプリ程度)30万円〜
カスタマイズ開発(JavaScript等)50万円〜
伴走支援(月額契約)月5万〜40万円

これらの費用はkintoneの月額料金とは別にかかりますが、適切な設計のもとで導入することで手戻りや作り直しのコストを大幅に削減できます。

自社構築と外注、どちらがコスト効率が良い?

kintoneは「ノーコード・ローコード」で自社の社員でもアプリを作れることが強みです。しかし、以下のようなケースでは外部パートナーへの依頼を検討したほうがよいでしょう。

  • 業務フローの整理から必要な場合

「今の業務をそのままkintoneに載せる」のではなく、業務自体を見直したうえで最適な構成を設計するには、専門的な知見が求められます

  • 複数のアプリを連携させる必要がある場合

アプリ間のデータ連携やルックアップの設計は、全体像を把握した上で行わないと、後から破綻しやすくなります

  • JavaScript/CSSによるカスタマイズが必要な場合

プログラミングが必要な領域は、開発リソースがない企業では外注が現実的です

一方、「シンプルなデータ管理アプリを数個作る」程度であれば、自社で十分に対応できます。kintoneは社内で学びながら使い始められる設計になっているため、まずは自社で小さくスタートし、必要に応じてプロの力を借りるのがバランスの良い進め方です。

kintoneの費用対効果を最大化する方法

kintoneの料金が「高い」と感じるか「安い」と感じるかは、どれだけ幅広く使いこなせるかで決まります。

1つの業務だけで使うのはもったいない|複数業務での活用が鍵

kintoneの最大の強みは、1つの契約で何個でもアプリを作れることです。

たとえばスタンダードコース(月額1,800円/ユーザー)でも、以下のような業務をすべて1つの契約内で管理できます。

  • 顧客管理
  • 案件管理・商談管理
  • 日報・週報
  • 問い合わせ管理
  • 在庫管理
  • 勤怠管理
  • 経費申請
  • プロジェクト管理

1つの業務だけにkintoneを使っている場合、「月額1,800円は高い」と感じるかもしれません。しかし、5つ、10の業務で活用すれば、1業務あたりのコストは大幅に下がります。

kintoneで置き換えられる業務ツールとコスト削減額の例

複数の業務をkintoneに集約することで、既存のツールを削減できるケースがあります。

既存ツール月額目安kintoneで代替
SFA/CRM(Salesforce等)3,000〜18,000円/ユーザー
プロジェクト管理(Backlog等)1,000〜2,000円/ユーザー
ワークフロー・申請承認500〜1,000円/ユーザー
タスク管理(Asana等)1,200〜2,700円/ユーザー
簡易的な在庫管理ツール3,000〜10,000円/月

たとえば30人の企業で、以下のツールを別々に利用していたとします。

  • SFA: 月額3,000円×30人=9万円
  • プロジェクト管理: 月額1,500円×30人=4.5万円
  • 合計: 月額13.5万円

これらをkintoneに集約できれば、kintone本体(月5.4万円)を差し引いても月8万円以上のコスト削減が実現できます。

もちろん、kintoneがすべての専門ツールを完全に代替できるわけではありません。しかし、「80%の機能で十分」という業務であれば、kintoneへの集約は有力な選択肢です。

「1ユーザーあたりのコスト」ではなく「1業務あたりのコスト」で考える

kintoneの費用対効果を正しく評価するためのポイントは、「月額1,800円×人数」ではなく、「何業務に使っているか」で割ることです。

たとえば30人の企業(スタンダードコース月5.4万円)が5つの業務でkintoneを使っていれば、1業務あたり月額10,800円で業務システムが動いていることになります。これは専用のSaaSを個別に契約するよりも、はるかにリーズナブルです。

費用対効果が高い企業・低い企業の特徴

費用対効果が高い企業
  • 複数の部署・複数の業務でkintoneを活用している
  • Excelやスプレッドシートで管理していた業務をkintoneに移行した
  • 外部ツールを2〜3個kintoneに統合できた
  • 情報共有のスピードが上がり、会議や問い合わせ対応の時間が減った
⚠️費用対効果が低くなりがちな企業
  • 1つの部署の1つの業務だけに使っている
  • アプリを作ったが現場で使われていない
  • 既存の専門ツールと機能が重複しており、どちらも中途半端に使っている

kintoneの費用対効果は、「契約したあとにどれだけ活用するか」で決まります。

kintoneのコストを抑える4つの方法

ここからは、kintoneの費用をできるだけ抑えるための具体的な方法を紹介します。

1. ライトコースでスモールスタートする

「まずは試しに使ってみたい」という段階であれば、ライトコースから始めるのも一つの手です。月額1,000円/ユーザーで、基本的なデータ管理やコミュニケーション機能を利用できます。

ただし、前述のとおりプラグインやAPIが使えないため、業務で本格的に活用することが見えている場合は、最初からスタンダードコースを選んだほうが結果的にコスト効率が良くなることが多いです。

2. 不要なプラグインを定期的に見直す

プラグインは一度導入すると、そのまま契約を続けてしまいがちです。

  • 導入当初は使っていたが、今は使われていないプラグインはないか
  • プラグインで使っている機能が少なく、カスタマイズを外注したほうが安上がりになる
  • kintoneの標準機能のアップデートで、プラグインが不要になっていないか

半年〜1年に一度はプラグインの棚卸しを行い、不要なものは解約しましょう。

3. 補助金・助成金を活用する

kintoneの導入費用は、国の補助金制度の対象となる場合があります。旧「IT導入補助金」は、2026年度より「デジタル化・AI導入補助金」(正式名称:中小企業デジタル化・AI導入支援事業費補助金)に名称変更されました。

  • 補助率: 通常枠で費用の1/2以内(小規模事業者等は最大2/3以内)
  • 補助額: 通常枠で5万円〜450万円
  • 対象経費: ソフトウェア購入費、クラウド利用料(最大2年分)、導入コンサルティング、導入設定・研修、保守サポート
  • 申請方法: IT導入支援事業者を通じて申請

kintoneのようなクラウドサービスの利用料も補助対象に含まれます。ただし、実際に補助を受けるには、IT導入支援事業者がkintoneをITツールとして事務局に登録している必要があります。導入支援パートナーに確認してみましょう。

4. 導入支援パートナーを活用して手戻りコストを防ぐ

「コストを抑えるために全部自分たちでやろう」と考えるのは自然ですが、適切な設計なしに作り始めると、手戻りや作り直しで結果的にコストが膨らむケースが少なくありません。

よくある失敗パターンとしては、以下のようなものがあります。

  • アプリ間の関連を考えずに個別に作ってしまい、後からデータ連携が必要になって作り直し
  • 本来の業務フローに合わないアプリ構成で、現場が使わなくなり放置される
  • プラグインの選定を誤り、導入後に別のプラグインに切り替える

導入支援パートナーに最初の設計・構築を依頼することで、こうした「見えないコスト」を抑えることができます。全体を任せるのではなく、初期の設計・構築だけ依頼して、運用は自社で行うという進め方も可能です。

kintone料金に関するよくある質問

最低契約人数は何人から?

ライトコースとスタンダードコースは10ユーザーから契約可能です。ワイドコースは1,000ユーザーからです。

2024年11月の料金改定以前は5ユーザーから契約できましたが、現在は10ユーザーが最低ラインです。そのため、最低利用料金はライトコースで月額10,000円(税抜)からとなります。

無料トライアルはある?

30日間の無料トライアルが用意されています。スタンダードコースの全機能を、ユーザー数の制限なく利用できます。

トライアル期間中にアプリを作成し、実際の業務で使えるか評価してから本契約に進めるので、リスクなく検討できます。また、トライアルは別環境であれば何度でも実施できます。

途中でコースを変更できる?

はい、コースの変更は可能です。ライトコースからスタンダードコースへのアップグレード、またはその逆のダウングレードもできます。

ただし、スタンダードコースからライトコースにダウングレードすると、APIやプラグインが使えなくなります。すでに連携やカスタマイズを行っている場合、それらが動作しなくなるため注意が必要です。

月払いと年払いはどちらがお得?

kintoneは月払い・年払いとも同じ単価です。2024年11月の料金改定により、年払い・月払いの差は実質なくなりました。

コース月額年額年額を月換算
ライト1,000円12,000円1,000円
スタンダード1,800円21,600円1,800円

そのため、支払いの柔軟性を重視するなら月払い、管理の手間を減らしたいなら年払いという観点で選ぶとよいでしょう。

解約時に違約金はかかる?

kintoneには違約金や解約手数料はありません。月額契約であれば、いつでも解約可能です。

ただし、年額契約の場合は途中解約しても残りの期間分の返金はされないため、注意が必要です。

kintoneの料金は高い?安い?

kintoneの月額1,800円/ユーザー(スタンダードコース)は、同種のクラウドサービスと比較すると低価格帯に位置します。

Salesforceなどの高機能CRMが月額3,000〜18,000円/ユーザーであることを考えると、kintoneは安価です。一方、Google スプレッドシート(GoogleWorkSpaceに付随)やNotion(月額1,650円〜/ユーザー)などと比較すると、やや高く感じるかもしれません。

ただし、kintoneはアプリを何個でも作れて、業務ごとにカスタマイズできるという柔軟性があります。1つの業務だけを比較するのではなく、複数の業務を統合できる「プラットフォーム」としての費用対効果で判断することが重要です。

まとめ|kintoneの料金は「どれだけ活用するか」で価値が変わる

kintoneの料金体系をまとめると、以下のとおりです。

  • ライトコース: 月額1,000円/ユーザー。シンプルな情報共有・データ管理向け
  • スタンダードコース: 月額1,800円/ユーザー。プラグイン・API対応で本格活用に必須
  • ワイドコース: 月額3,000円/ユーザー。1,000人以上の大規模利用向け
  • 初期費用は無料、30日間の無料トライアルあり

実際にかかる費用は、オプションやプラグインによって変わります。

kintoneの料金が「高い」か「安い」かは、1つの業務だけで使うか、複数の業務に活用するかで大きく変わります。顧客管理、案件管理、日報、問い合わせ管理など、さまざまな業務をkintoneに集約すれば、個別にSaaSを契約するよりもトータルコストを抑えられる可能性があります。

まずは30日間の無料トライアルで試してみてはいかがでしょうか。


kintoneの料金や導入について、もっと詳しく知りたい方へ